1948-05-24 第2回国会 参議院 財政及び金融・労働連合委員会 第3号
○栗山良夫君 私は政府と全官公勞組の間の團體交渉による取り決めの處理に封ずる政府側の態度について、ちよつと御質問申上げておきたいと思います。今度の法律案の提案理由の説明書の一番最後を見ますと、その内容についても既に組合側と意見の一致を見ておりまする關係上云々とあります。
○栗山良夫君 私は政府と全官公勞組の間の團體交渉による取り決めの處理に封ずる政府側の態度について、ちよつと御質問申上げておきたいと思います。今度の法律案の提案理由の説明書の一番最後を見ますと、その内容についても既に組合側と意見の一致を見ておりまする關係上云々とあります。
尚もう一つ伺いたいことは、勞働法規の改正の問題でありまするが、その主務官廳たる勞働省の長官である加藤勞相は、絶對に勞働法規の改正はしない、若しそのようなことがあれば自分は離職する、これを確約するために全官公勞組に一札を入れておられると伺つておるのでありまするが、この問題から、四月四日の夜でありましたか、社會黨の大人の正式の黨代表に對しまして總理大臣は、爭議が民主的に解決され、又勞組が民主的に運營されておる
るように今後されるべきだと思うのでありますが、只今改めての御説明の中に加藤勞働大臣の責任である、政府としてはまだ決定してない、併し政府の決定しないことを、政府の而もその所管事項の責任者である勞働大臣が、軽々しく言明せられることが果して穏當であるかどうか、殊に勞働法規を改正しないということは、三黨の政策協定にも盛られておつたと思うのでありますが、勞働大臣はこれにつきましては自分は職を賭しても闘う、全官公勞組
それからもう一つは、これは官公勞組だけでなしに、一般の民間企業に属する組合全體に、組合專從者はこの際全部無給休職にして、そうして段々專從者をなくして行かれるのか、或いは無給休職にするという措置を漸次とつて行かれるのか、過渡期で眞に組合が自主的に行けるように、健全に行けるように、その過渡期というものをどのくらいにお認めになるつもりであるか。その點を一つはつきり伺つて置きたいと思います。
○川上嘉君 本案と現在の勞働攻勢とは密接なる關連がありまするので、できるだけ納得の行くところまで審議したいと、かように考えますので、勞働大臣にお伺いしたいのでありまするが、昨年全官公勞組の方から三項目の要求書が提出されたということを聞いておるのでありまするが、その内容の御報告をお願いいたします。
更に又、實際に國鐵は承認したけれども、その他の官公勞組では承認していないというときに、こういうときに、政府が法律を出しておる。國會に出しておるということは、政府はそういう事態を認める。そういうことの上に立つてこの法律を出しておるわけです。別の言葉で言えば、官公勞方面の全體の支持を受けられない。即ち承認したところでないということは、我々と政府の問題じやなくして、政府自身の責任の問題だ。
○川上嘉君 そこはそこといたしまして、現在の官公勞組の要求又は現在の物價指數から比較しても、又先程の加藤勞相のお話から承つても、二千九百二十圓は實際要求額の本當の内譯に過ぎないとしか我々には考えられない。そうしてその二千九百二十圓の内譯であるところの二千五百圓の暫定給與が確かに支給されるものかどうかも分らない。この作文上から見ると支給することができるというが、支給しなくてもいい。
こういうのですが、現在の官公勞組の逼迫した動きというものは加藤勞相の十二分に御承知のことと思いますが、これを別に法律で定めて、どうして同時にこれを出さないのでしようか。どういつた理由があつてこれが遲れるのか、それを細かに説明して貰いたいのです。
○館委員 先ほどのお話ですと、立て方は私自身も考えておりますが、全官公勞としても説が立ちにくいことだし、從つて大蔵當局としてもなかなか折衝のしにくいことであつて、これはよくわかるのですが、この秋以來大蔵當局では地區の改正について大分苦心をしておられる、そうしてさらにそれに對して、ここに上京してきていろいろ陳情しておる官公勞組の代表者も、その話を聽いて相當の期待をかけておるということも、半面よくお考えになつていただきたいと
今囘の案につきましては、この問題は官公勞組の方ではただいまの連絡協議會という最高機關で扱うことに話がきまつておりまして、この方面から政府側の方に申し入れがあつたのでありますが、その際の比率につきましてどういう意見があるかということを質しましたところ、正式の連絡協議會として決定したものはない。
○小島委員 私は議長の言われたような意味で官公勞組から出すとか政黨政派の人が出ることはおもしろくない。人事委員はやはり第三者的な人がはいるのがよい。山下という人は知らないが、ほかの人は二人とも知つております。私は適任者として推薦した方がよいと思う。淺井という人はりつぱな人です。これは十一月一日から出すという政府の意向もくんで一應私は承認してやりたいと思う。
先だつて全官公勞組に行きましたところが、この問題については言わなかつたのですが、向うからこの事に言及されまして、何とか全官公勞組の組織の中から代表が一人はいれるように、どうしても考慮してもらいたいということであります。
おそらく民間企業で千八百圓ベースでやつているような會社というものは、ほとんどないじやないかとさえ考えておるけれども、それでは生産能率とは全然無關係に、全官公勞組というものはどういう取扱いをしなければならぬか。
なおただいま小委員長からの報告にありました修正案のうち、政治的行為の制限に關する、原案では百一條、修正案では百二條の第二項の問題でありまするが、この問題は官公勞組等においてもなかなか問題のあつた點であります。
特にその支給方法は官公勞組との協定も圓滿に妥結せられた趣であります。私は本案は、本案通り施行されることが適當であるという趣旨において贊成する次第であります。
この意味におきましてわが日本社會黨は、今囘のでこぼこ是正に關する臨時措置に對して贊意を表することに併せまして、この際官公勞組の職員の最低生活保障のために、政府はさらに物の面においても一段の努力、最善の方途を講じられんことを希望いたしまして、本案に贊成をいたす次第でございます。
○黒田委員 官公勞組から、給與の問題につきまして政府に對して要求が提出せられまして、今いろいろ交渉中で、まだ決定していないというように承つておるのでありますが、大體今日までの經過につきまして、できるだけ詳しく御説明願いたいと思います。
今後とも官公勞組におきましては、政府とこの俸給のペースの問題については後刻交渉があることと思うのでありますが、その際に政府はこの勅令に根據いたしまして千六百圓を千八百圓にもし、又二千圓以上にもすることに相成ろうかと想像できるのでありますが、そういう際に我が國會の豫算議定權というものとの關係は、これは誠にデリケートなもんでありまして、我が國會の豫算議定權というものは、或いはその範圍で制限されるというような